♪:・老いゆく母をみつめて~同居記録:濱野裕生

既に９０歳になって１ヶ月を過ぎる頃。我が母は２００３年３月に熊本の我が家へやって参りました。そして、１０２歳になった２０１4年３月１７日の早朝、壮絶な闘いの末に母は彼の地へと旅立ちました。親の老いを正面から見つめ支えるにはそれなりの勇気と覚悟が必要。介護する側は己の人生の大切な時期を費やすわけですからね。でも、私はある時期から弱りゆく母とその母の世話をする己の姿を遠い空の上から見つめるような思いで母を介護しよう・と考えるようになりました。そうすることで私は母からの信頼を裏切ることができない立場に私自身を立たせたのです。介護生活って私達の一つの学びの場でもあります。私は我が母を主なテーマに老いや人生を私なりの言葉と音楽で綴ろうと思っています。 　　コチラも宜しく⇒hahaniinotiwokaesutoki.junglekouen.com